オールド大倉の世界展
2013年9月7日(土)~2013年11月24日(日)
大倉陶園(横浜市戸塚区)は、日本の陶磁器メーカーの草分け的存在である日本陶器(現ノリタケカンパニーリミテド)の創設メンバーであった、大倉孫兵衛・和親父子によって、量産品としてではなく、美術工芸品としての磁器製品づくりを目標として、1919年に創設されました。品質や芸術性の高さを追求した美しい磁器製品は、「セーヴルのブルー、大倉のホワイト」と称賛され、皇室をはじめ、多くの人々に愛されてきました。
大倉陶園のあゆみの中でも、創業の地蒲田を本拠地とし、開窯から終戦までの25年間に製作されたものは、「オールド大倉」と総称され、その品質の高さや稀少性から、大変高く評価されてきました。しかし、こうした初期の製品は、特別注文品や贈答品などが多く、これまで総覧することが叶いませんでした。本展覧会では、個人コレクターの協力を得て、公立美術館として初めて、これらの製品を一堂に展示いたします。
美しい磁胎を活かしたデザインのテーブルウェアから、様々な生きものをかたどった陶彫まで、およそ200点の「オールド大倉」を展覧し、初期大倉陶園のあゆみを概観いたします。
概要
- 会場
- 岐阜県現代陶芸美術館 ギャラリーⅠ
- 会期
- *終了しました2013年9月7日(土)~2013年11月24日(日)
- 休館日
- 月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)
- 開館時間
- 午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
- 観覧料
一般800円(700円)、大学生600円(500円)、高校生以下は無料
※( )内は20名以上の団体料金
※本展チケットで同時開催展もご覧いただけます。
※11月3日(日・祝)は文化の日のため無料開放となります。- 主催
- 岐阜県現代陶芸美術館
- 共催
- 中日新聞社
- 特別協力
- 株式会社大倉陶園
- 関連企画
講演会「日本の近代陶磁器を生み出した親子 大倉孫兵衛 ・和親親子の美意識について」*終了しました
講師:井谷善惠(美術史家)
2013年9月22日(日) 14:00~ ※無料・事前予約不要漆蒔実演*終了しました
講師:徳田吉美(陶芸家)
2013年9月15日(日) 11:00~/14:00~ ※無料・事前予約不要学芸員によるスライドレクチャー*終了しました
2013年11月16日(土)14:00~15:00
- ギャラリートーク
ギャラリートーク*終了しました
毎週日曜日、13:30より学芸員によるギャラリートークを行います。