藤平伸
2007年4月28日(土)〜2007年7月29日(日)
現代陶芸に自由で洒脱な独自の境地を拓いた藤平伸(1922~ )は製陶業を営む家庭に生まれ育ちました。京都高等工芸高校窯業科へ進みますが病気で途中退学、療養中は絵を描いて過ごします。30歳で本格的に陶芸制作を始め、京都陶芸家クラブに入会し清水六兵衛に師事。初期には絵画性の強いレリーフ状の作品を手がけました。その後器物の表面を彫ったり刻印することで迫力のある硬質の線を手に入れ、塗ったり描いたりする通常の上絵とは違った新しい加飾の表現を獲得します。日展を中心に活動、1973年には京都市立芸術大学教授に就任し、後進の指導にあたります。現在は名誉教授。
本展では、「鳥の壷」と名づけられた初期作品、宙に浮くように足のつけられた軽やかな形態のオブジェ、表面に小さな突起物が付けれた作品など、独自のエスプリと幻想的な詩情をたたえた藤平の世界をご紹介します。
■出品数 : 10点
概要
- 会場
- ギャラリーⅡ 展示室D
- 会期
- *終了しました2007年4月28日(土)〜2007年7月29日(日)
- 休館日
- 月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)
- 開館時間
- 午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
- 観覧料
一般●●●円(●●●円)大学生●●●円(●●●円)高校生以下無料
*( )内は20名以上の団体料金
*以下の手帳をお持ちの方および付き添いの方1名まで無料
身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳、特定医療費(指定難病)受給者証- 主催
- 岐阜県現代陶芸美術館