「清流の国ぎふ」文化祭2024
Ways of Earth / A föld útjai
2024年 10月18日(金)〜 11月17日(日)
ネーマ・ユリア Néma Júlia | 日置哲也 Hioki Tetsuya | 阿曽藍人 Aso Rando | ツェガーニュ・アーコシュ Czigány Ákos |
地球上を覆う大地・土を、私たちは日々当たり前に享受しています。しかし、ひとたび足元を見つめ、掘っていけば、そこには一言に「土」と括ることのできない、多彩な世界が広がっています。「Ways of Earth」は、大地・土・風土に対する繊細な感性を共有する、ハンガリーと岐阜の作家による交流プロジェクトです。
本プロジェクトは、2022年にハンガリーの陶芸家 ネーマ・ユリアによって発案され、2023年には、岐阜の陶芸家 日置哲也と阿曽藍人が加わり、多様な陶芸文化を擁する古くからの陶磁器産地である、岐阜県東濃地域と、「地質のワンダーランド」と称される地質学的多様性を誇る、ハンガリー・ヴェスプレーム県のバコニュ山地・バラトン湖エリアを巡る交流が行われました。作家たちは、互いのフィールドを歩き、見て、ふれて、感じ、時間を共有するなかで、同じ地球上の土や岩のなかにある多様性にあらためて気づき、その豊穣な個性について考えを深めました。
ハンガリーと日本の2カ国をめぐる巡回展として開催する展覧会では、作家たちが両国を行き来して見つけた素材や感覚を、それぞれの方法で表現した作品を展示し、この交流の成果を紹介します。
なお本展の一部は、東京会場(リスト・ハンガリー文化センター東京)へ巡回します。
概要
- 会場
- 岐阜県現代陶芸美術館 プロジェクトルーム
- 会期
- 2024年 10月18日(金)〜 11月17日(日)
- 開館時間
- 午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)ただし10月18日は12時より開館
- 観覧料
無料
- 主催
- 岐阜県現代陶芸美術館、ハウスオブアート・ヴェスプレーム
- 後援
- 駐日ハンガリー大使館、リスト・ハンガリー文化センター 東京
- 助成
- EU Japan Fest日本委員会
- 関連催事
アーティストトーク
展示作品を前に、出品作家らが互いの国を訪れて得た印象や、交流を通じて生まれた思い、そして作品について語ります。
日時 2024年10月18日(金)16:00-17:00
2024年10月20日(日)13:30-14:30
出演 ネーマ・ユリア氏、日置哲也氏、阿曽藍人氏(出品作家) 会場 岐阜県現代陶芸美術館 プロジェクトルーム 参加費 無料 事前申込不要(日本語通訳あり)
呈茶「美濃焼の茶碗で一服:ハンガリーの旅」(国際陶磁器フェスティバル美濃’24 連携催事)
出品作家の作品を取り入れた室礼のなか、ネーマ・ユリア、日置哲也、阿曽藍人による茶碗でお茶を召し上がっていただけます。
日時 2024年 10月18日(金)、19日(土)、20日(日)
2024年 11月2日(土)、3日(日)、4日(月)
各日10:00-15:00 (売切次第終了)10月18日のみ12:00から
呈茶 多治見市茶華道連盟 会場 セラミックパークMINO茶室「懸舟庵」 参加費 800円(お菓子付き) 事前申込不要東京展
会期 2024年 11月20日(水)〜 12月4日(水)会場 開館時間 11:00~17:00(入館は16:45まで)ただし11月20日は12:00より開館観覧料 無料 *東京会場(リスト・ハンガリー文化センター東京)は、一部作品のみの巡回となります。