岐阜県現代陶芸美術館のコレクションについて
当館は、「陶芸の現代」をテーマに19世紀末以降を対象として、国内外の近現代の陶芸作品を収集しています。
コレクションの収集にあたっては、国内では明治時代以降、海外では19世紀末以降という大きな時代区分に加え、以下の3つの収集の柱を掲げています。
- いわゆる個人作家が、個人の表現として制作する「個人制作陶磁器」
- 生活で用いるためのものとして、陶芸家が手作りで少量生産する「実用陶磁器」
- 量産や商品としての流通を想定しながらデザイン性や芸術性を追求する「産業陶磁器」
特に②③については、これまで美術館等の収集の対象となりにくかった実用品や産業製品としての陶磁器も収集の視野に据えた区分であり、当館コレクションの特色です。
このような方針のもとに収集されたコレクションは、今日私たちが日常的に手にしている陶磁器製品から、アート・ピースとしての陶芸作品まで、やきもの表現の幅広い内容を示すものとなっています。
これらの収蔵作品は、コレクションの特徴を示す代表的な作品を紹介する展示「コレクション・ハイライト」のほか、各種のコレクションテーマ展示を通じて、随時紹介しています。
収蔵品検索
当館が所蔵する作品の情報を公開しています。
3Dコレクションギャラリー
岐阜県現代陶芸美術館のコレクションを、フォトグラメトリー技術により制作された3Dモデルで紹介しています。ご自宅等のお好きな場所から、自由に鑑賞をお楽しみいただけます。
「あの作品の裏側はどうなっているのだろう?」「近づいてみたらどんな感じだろう?」普段あまり見ることのできない角度や距離から、さまざまな見方で作品をお楽しみください。
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