作家とつくるワークショップ「後藤秀樹の志野ワークショップ」
志野の奥深い表現の礎は、土、石(長石)、そして炎。そのシンプルな構成のなかにある複雑な要素のバランスが、さまざまな表情を生み出します。
本ワークショップは、力強く豪快な志野作品を作られる陶芸家の後藤秀樹さんを講師にお招きし、志野を分解・再構築するものです。
志野の原料とされる様々な原料を砕き、混ぜて、練って、オリジナルの土を作り成形します。また、志野釉薬の原料となるものも混ぜて、オリジナルの釉薬を作りましょう。それらが炎と出会ったとき、一体どんなものが生まれるのかは、まだ誰にも分かりません。
陶芸家が暗中模索で自分の表現を探す一部始終を、一緒に体験してみましょう。
こんな方におすすめ:「志野」が気になる人、失敗を楽しめる人
日時:2025年 3月8日(土)10:30-15:30(昼休憩あり)
会場:岐阜県現代陶芸美術館、セラミックパークMINO作陶館
講師:後藤秀樹氏(陶芸家)
定員:10名
対象:小学4年生以上(小学生は要保護者同伴)
参加費:1000円
*制作品は焼成後後日お渡しとなります
*希望される方は、3月22日(土)午後に行う「釉がけ」も体験していただけます。
要事前申込(フォーム)[ 受付開始:1月24日(金)10:00〜 ]
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後藤秀樹(ごとう・ひでき)陶芸家
1973年宮城県生まれ。1997年岐阜県立多治見工業陶磁科学専攻科修了。
主な展覧会に2014年「国際陶磁器展美濃」(同2021年)、2016年「現代志野の新動向 いましの展」(多治見市美濃焼ミュージアム)、2017年「現代の茶陶展」(茨城県陶芸美術館)、2019年「後藤秀樹 床の間を離れて。」(美濃加茂市民ミュージアム)、2021年「笠間陶芸大賞展」(茨城県陶芸美術館)、2023年個展(日本橋三越本店)など。現在は岐阜県多治見市を拠点に制作。