コレクション展
2023年1月 4日(水)~ 5月 7日(日)
*一部展示替えがあります
THE GIFTS ―安藤基金コレクションから
アラビア《ヴァレンシア》1960-2003年 (展示:2022.9.12-12.25) |
伊藤秀人 《青瓷大鉢》2018年 (展示:2023.1.4-5.7) |
「安藤基金コレクション」は、県内の実業家安藤鉦司氏より、岐阜県の美術振興のために寄贈いただいた多額の寄付金をもとに設立された「安藤基金」によって収集している作品群です。岐阜県美術館(岐阜市)では、1988年度より、この基金を活用した収集を開始しています。
2002年に開館した当館では、安藤基金コレクションの第一弾としてルディ・オーティオ《タイムピース》(1994年作)を2006年に収蔵しています。以後、当館ではこの基金を活用し、数多くの作品を収集してきました。
ここでは、2021年に逝去された安藤鉦司氏の遺徳を偲び、当館が収蔵する「安藤基金コレクション」から、選りすぐりの作品を2期に分けて紹介します。美術館、そして岐阜県への「ギフト」を、改めてご覧ください。
出品作家/窯
―世界の陶芸―
2022年9月17日(土)~ 12月25日(日)
カルロ・ザウリ、カルロス・カルレ、ジョン・ベディング、マウロ・タムピエリ、ルディ・オーティオ、レオ・タベラ、アラビア、KPMベルリン
―日本の陶芸―
2023年1月4日(水)~ 5月7日(日)
井戸真伸、伊藤秀人、岡崎達也、加藤委、川端健太郎、柴田眞理子、杉浦康益、三原研
コレクション・ハイライト
マリア・ボフィル《Untitled》1991-1996年 |
「コレクション・ハイライト」は、当館コレクションの特色を紹介するコーナーです。
当館では、いわゆる個人作家による一点ものの作品のほかにも、日常的に使われることを意図された実用陶磁器や、量産を視野にデザインされた産業陶磁器の収集にも注力しています。このたびはそれらを中心に、最も基本的な器のかたちのひとつである「カップ」に着目して紹介します。
粘土のかたまりに指を入れ、押し広げれば、ものが入る空間が出来上がります。そんなシンプルな形であるからでしょうか、カップには作り手の個性や思想、さらにはやきものの様々な特質がよく表れているようです。
カップという「定型」を通じてみえてくる、やきもの表現の多様さ、そしてそれぞれの作り手の着眼点の違いをお楽しみください。
出品作家/窯 等
井戸真伸、川口淳、熊倉順吉、小松誠**、滝口和男、中山保夫*、奈良千秋、森正洋*、アラビア*、アンガス・サティ、ガブリエル・ハイン、マリア・ボフィル、セーヴル**、ビング・オー・グレンダール、リーチ・ポタリー**
一部展示替えがあります。
*:2022.9.17~12.25のみ展示 **:2023.1.4~5.7のみ展示
新収蔵作品展 ―令和3年度収蔵品 ―
加藤土師萌《黄地紅彩雲龍文壺》1954年 |
令和3(2021)年度に当館が収集した作品(購入8点、寄贈24点)を2期にわけて紹介します。このうち、あらたに18点を収蔵した加藤土師萌作品については、当館でこれまでに収集した作品とあわせた特集展示といたします。
出品作家/窯 等
2022年9月17日(土)~ 12月25日(日)
井上雅之、加藤土師萌、加藤洋二、中島晴美、株式会社セラミック・ジャパン、走泥社(安藤光一、伊藤均、荻内善晴、人見政次、友成潔、小野坂睦、藤野昭、豊山アキヒロ、鈴木治、勝野博邦、門脇文雄、川路康典、鳥羽克昌、辻勘之、山田光、)キム・シモンソン、麻匯源
2023年1月4日(水)~ 5月7日(日)
加藤土師萌
概要
- 会場
- 岐阜県現代陶芸美術館ギャラリーⅡ
THE GIFTS ―安藤基金コレクションから A室
コレクション・ハイライト B室
新収蔵作品展―令和3年度収蔵品― C・D室
- 会期
- 2022年9月17日(土)~ 12月25日(日)
2023年1月 4日(水)~ 5月 7日(日)
*一部展示替えがあります
- 休館日
- 月曜日(ただし、9月19日、10月10日、1月9日は開館)、9月20日(火)、10月11日(火)、
2022年12月26日(月)-2023年1月3日(火)
- 開館時間
- 午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
- 観覧料
一般340円(280円)大学生220円(160円)高校生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
※以下の手帳等をお持ちの方および付き添いの方1名まで無料
身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳、特定医療費(指定難病)受給者証- 主催
- 岐阜県現代陶芸美術館